目が喜ぶ、ミナペルホネン展 /『つづく』
みなさんこんにちは〜!
今日、近畿地方は梅雨明けだそうです。
と言うことは、やって来ますね、恐ろしいあの真夏が。
溶けるような毎日がやって来るであろう
ギリギリのタイミングで
行ってきました!
ミナペルホネン展『つづく』。
さっそくですが
これ、ほんとに行って良かった。
おすすめします!
今、コロナ対策で完全予約制だからか、空いていたし
ゆっくりじっくり見ることが出来ましたよ。
最初に迎えてくれたのは、大迫力のクッションの壁。
この壁に
吸い込まれるように近づいて行き
いや
ここでそんな粘る?
と言うくらい時間をかけて1つ1つのクッションを楽しみました。
クッションって
このむぎゅむぎゅ感が嬉しいというか
集まれば集まるほど豊かな気持ちになりますよね。
真ん中の右上の赤い椿の生地がすごく好き〜
これでコート
いやあえてオーバーコートと呼びたくなるような
ヘチマカラーのたっぷりとした昔風コートを作ってみたいなぁ。
きちんと磨いた黒のストラップシューズなんかと合わせて
イメージは“お正月のご挨拶”スタイル。
そして
もうこの時点でドキドキしませんか?
すごいすごいすごーい!
服、いっぱい!
もうそれだけでなんか嬉しい。
このお部屋に入って1番最初に目についたのがこのコート。
ブルーのウール生地(かな?)にタンバリンの刺繍が豪華。
ボタンも素敵。
1着もらえるなら、これにしよ。
は早々に決まりました。
ここにある服は普通に普段お店に売っているもので(もちろんこれは何年分にもなりますが)
普通に買えてしまうもので(もちろん高価ではありますが)
お店なら気軽に触って良い、むしろ店員さんに勧めて来てもらえる物(どうぞお鏡の前で〜)
なのに
それが絶対に触ってはいけない状況になっているって言うのがなんか不思議で面白かったです。
展覧会だから当たり前なんですけどね。
それに作品を軽視しているってわけでもないんですよ。
でもほんと、気を抜いたら触ってしまいそうになるのが怖かったです。
あっ!既にコートになってる。
本家ではテーラードカラーでドロップショルダー、少しくたっとした雰囲気に仕立てられていました。
このインパクトあるコートが霞むくらい
向かって左のコートが存在感を放っていて気になります。
私あんまりミナペルホネンのお洋服通ではないと言うか
今までのコレクションもきちんと見て来ていないんだけど
1着1着に性格がありそうというか
お喋りしそうなものが多いですね!
あとここのブランドの黄色がかわいい。
この黄色のワンピース、すごい素敵〜
よーく見ると後ろスカート中心に縫い目があるから
前のボタンはあくまでデザインで着脱は
後ろファスナーなのかな?
今度パターンを引いてみよう。
今回この展覧会に誘ってくれた友達が洋裁をする人だったので
“その目線”で見て
あぁだこうだとお喋りするのが楽しかったです。
服を作る人はつい“その目線”で見てしまいますよね。
構造を考えたり
知っているパターンに近づけて考えてみたり。
そしてこういうの、あがりますよね。
皆川さんのデザイン画
すごい素敵でした。
でも
フワフワフワッと描かれたこれを元に
パターンを起こして形にする職人さんは相当すごいなぁと。
人には色んな得意不得意があるから
モノづくりは1から100まで一人でする必要はないですよね。
皆川さんはきっと
ゼロから1を産むのが得意でこれが出来るのが本当に本当に一部の天才。
そしてその
1を100にするためにミナペルホネンには色んな才能ある人たちや職人さんが集まっているんだろうなぁ。
こういう展覧会の感想って
そこから感じた事とか、共感した事、得た事、自分に落とし込めそうな事
みたいにちょっと賢い感じで言えたらかっこいいなぁと思うんですが
そういうのはあまり得意ではないので私は書けませんのです。
でもシンプルな感想を一言でいうと
自分の目がすごい喜んでたなぁって気がしました。
そしてこの展覧会の為にミナペルホネンのお洋服を着て来られている方も結構おられて
この様子を見たら
皆川さんすごい嬉しいやろうなぁ。と想像して自分のことの様に嬉しく思いました。
知り合いでもなんでもないのに。
私は残念ながらミナのお洋服を持っていないので
自分の大お気に入りワンピースを着ていきました。
こっそりおパンツをひっぱり上げようとしてるみたいですが
ポケットからスマホを取り出そうとしている瞬間ですよ。
【この日のランチ】
洋食SAEKI。
エビフリャアがめちゃうみゃあでした。
今日も最後までお付き合いありがごうとざいました!
うれしい金曜日、素敵な週末をお過ごし下さいね!
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