【完成】シャツみたいなジャケット


みなさんこんにちは!


ゴールデンウィークも終わって、今日から通常モード。


といっても今日はもう水曜日だから

ほんのちょっと頑張れば週末が来てくれますね。



今年の我が家のゴールデンウィークは4日間しかなかったのですが

前半の3日間はジーザスの実家へ帰省し、帰ってきて次の日は友達と梅田でランチ。



毎日予定があると4日間はあっという間でしたが

とても充実していてリフレッシュできたので、1週間くらいお休みできたような気分になっています。




お休み明けや旅行明けはついついブログの更新を後回しにしてしまうのがいつものことなのですが


今回は先月の投稿日数の少なさをリカバーするために

さっそく戻ってまいりました。



好きでやっていることだし、特に投稿日数の増減で何かが変わるような事はないのですが、


やっぱりテンポよく更新できているとパソコンを開くハードルも下がるので

習慣って大切ですね。






さて、本日はピンクのローウエストシャツドレスの着画だったのですが


うまく画像が取り込めない、といういつものハプニングによって

先に写真を取り込んであったジャケットから見ていただこうと思います。



毎年初夏〜夏にかけて


何か羽織りたいんだけれど、手持ちのアウター(それがショート丈であれ裏なしであれ)だと

見た目が重い、すでにちょっと暑い、という問題が私のクローゼット内で発生しています。



その割に、完全に朝から晩までワンピース1枚で自信を持って出かけらる気温になるまでって

意外と長いですし。




温度調節だけで言うとカーディガン一枚をカバンに忍ばせておけば良いのかもしれないのですが


それだとなんとなくシャキッとしないなぁというワンピースとかもあので

結構この時期のお出かけは、その日のお天気によっては困ることがあるのです。




なので今回は


アウターというほど重くなくて

シャツくらいの感覚で着られるジャケットがあればいいのになぁ!というテーマで


こんなジャケットを作りました。



ベージュのリネンにポリエステルの入ったほとんどシャツの薄さの生地で

裏なしジャケット。



これ、見た目以上に薄いです。

手をかざすと透ける薄さだったので、さすがにこれでジャケットは無理かな?と思ったりもしたのですが


近頃アパレルさんでは薄さの限界に挑戦!と言わんばかりに薄手のジャケットが出ているので

一旦作ってみよう、ということでチャレンジしました。



シャツ生地みたいな厚さだからシャツを作るくらいの気軽な気分で作り始めたのですが



それでも一応ジャケットとなると裏面が見えてしまうしなぁとか考えながら仕立てていたら

普通に裏なしジャケットを1着作ったくらいの時間が掛かってしまいました。



こちらはthink patternさんのソーイングブックに掲載されていたジャケットのパターンを使っているのですが

仕立て方を変えてあります。



この本をお持ちの方であればご存知だと思うのですが

オリジナルは前身頃が上下に分かれていてその縫い目を利用してボタンホールやポケットを作る仕様になっています。


ジレと共通のパターンだからだと思うのですが見返しもオリジナルはかなり広範囲に着きます。




とても簡単にボタンホールやポケットがつけられるように工夫されたパターンだったのですが、

軽く涼しく仕上げたかったので、今回はアレンジをさせて頂きました。



このアレンジに伴ってポケットは貼り付けポケットに。(下の画像では見えていないけれどもう一つ下の画像に写っています。)


パイピングはピンクのドレスの余り布。

シルクが入っているので艶があってパイピンクにぴったりでした。



ほぼシャツ、なので期待通りとても涼しい。

というか涼しすぎてまだちょっと寒いくらいかな。



着丈も長めでたっぷりとしたサイズ感のデザインですが肩周りは大きすぎないので

オーバーサイズを着ている、という感じはなく


とても着やすいです。



Vネックになったラインがスーッとしていてとても綺麗。



パンツはもちろん、ロングドレスや本に掲載されているようなロングスカートにも合わせやすそう。




近頃は二の腕の迫力が気になってノースリーブドレスを作ることに積極的になれなかった(でもほんとは大好きなので作りたい)のですが


これを羽織れば解決するのではないか!?と少し光が見えております。


着たい服を着るための補助的な役割としてこんなに助かるアイテムはないかもしれない。




また良い生地があれば、ネイビーやオフホワイトなんかでも作っておきたいな。





とてもいいものができて嬉しいな。

思った以上に手間は掛かってしまったけれど、大満足です。






それでは、今日も最後までお付き合い下さってありがとうございます。

楽しい1日になりますように。


I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。