パリから戻りました!
みなさんこんにちは〜
前回の更新からとても時間が開いてしまったのですが
10日くらい前に、おパリから戻って参りました。
しばらくは写真を見てうっとりしていたのですが
だんだん写真を見続けていると寂しくなってきてしまって
いかん、このままでは思い出に生きる女になってしまう。ということでパリの振り返りをしばらく封印して実生活を実直に送っておりました。
そう、わたしは前に進む女。
でも「パリに行ってきますね」と言い置いていた人のお戻りブログが旅行に一切ふれることなく
いきなり「これ縫ってます」の普通の日常になっていると
読んでくださっている方からするとただただ違和感しかないでしょうし。
ひょっとして、、、何かのトラブルで行けなくなってしまわれたのかもしれない。
かわいそうに。ここはそっとしておくのが私たちの役目、moiponさんがんばって!(おらんでしょう、そんな人は。)
と優しさいっぱいの読者の方が心配して下さっても申し訳ありませんので、
えいっ!と1500枚の写真と向き合っていくことにしました。
(写真が多くて整理するのがだんだん億劫になっていたわけではないんですよ。)
それにしても
6泊の旅行で1500枚って異常事態発生ですよ。
カメラロールを開いた一面が凱旋門、
スクロールしたらまた一面がヴェルサイユ宮殿、
同じ状態でレペット、アンジェリーナ、ルーブルのピラミッド、、、、
という感じで写真映えする場所での奇跡の一枚狙いがズラズラズラっと並んでいるのです。
しかしここが私のすごいところで
奇跡の一枚を狙っているのにこんなに狙いを外すのか、というくらい半目の写真が多い。
これを旅から戻って仲良しの親戚に話すと「それ、まぶたの筋力が衰えてるんやね。」と。
なんと!!!
聞かなかったことにします。
私は人よりまばたきの回数が多いのよ。
久しぶりのブログなので
久しぶりのお友達と会った時のようにペラペラペラペラと中身のないことを延々おしゃべり(実際はパソコンに向かって打っている)してしまいました。
ではさっそく
パリの街が映っておりませんが
赤いリネンのDIORドレスからスタートです。
このドレスは今回の旅行が決まった時から絶対に持っていく!と決めていた1着。
リネンだからシワにもなりやすいし本来は旅に不向きなのですが
今回はホテル2泊、アパルトマン4泊だったので(写真はアパルトマン)
アパルトマンでアイロンかけたらいっか〜ということで持っていきました。
でもいざパリに着いてみるとアイロンをかけている暇などなく
シワは着ているうちに伸びるでしょう。という期待のもと、そのまま着てしまいました。
実際はこんな感じでだいたいアウターを着ていたので
くちゃくちゃ感はそんなにバレていなかったはず。
しかしアウターがすでにくちゃくちゃでしたネ。
このドレスを着て向かう先はもちろん
聖地巡礼。(ディオールミュージアム)
このミニチュアドレスのコーナーも初めて見た時のような衝撃はなくなってしまったのですが
やっぱり何度見ても胸キュン。
もしもごそっと頂けるのであれば
下から3色目の位置にあるピーチピンクのゾーンをお願いします。
ドレスを1着いただけるのだとしたら
これをお願いしたいです。 スィルブプレ。
私が着るとしたらインナー必須ですが。
そしてインナーを着てしまうと途端にやぼっちゃんになるかもしれないのですが。
髪型はハーフアップで黒の細いおリボンとかつけたいな。
なんとなく『プラダを着た悪魔』でアン・ハサウェイがパリで着ていたドレスに雰囲気が似ている気がします。あれは確かダークグリーンだったと思うけれど。
クチュリエールの方もおられました。
この神様の手があの美しいドレスやジャケットを生み出しておられるんだわ。ということに感動。
この日のために一生懸命勉強していったフランス語を発揮することができ、、、
たわけなく、英語もまままらまい私はボディランゲージで意思疎通を試みました。
でもだいたい何のお話しているのかは分かったつもり。
このシチュエーションで奇想天外な会話の方向はあり得ないですよね。
もしもフランス語がペラペラなら
どんな経緯でディオールのクチュリエールになられたのですか?
何年お勤めですか?
どの工程が一番好きですか?
作品制作の過程でご自身のオリジナリティを差し込む隙間はありますか?
お仕立てにおいて効率を考えられますか?
今まで仕立てた中で”いちばんのお気に入り”というのはありますか?
お家でもお洋服作りをされますか?
このうちのどれか一つでも聞きたかったなぁ。
たくさんの素晴らしい作品をこの目で実際に見ることができて
美しいものへの憧れや服作りへの情熱がさらにさらに大きくなったように感じます。
あぁ、服作りが好きでよかった。
好きなことがあるというのは、それがどんな分野のことであったとしても
豊かで幸せなことですよね。
好きな服であの街に再び行けたこと、ほんとにしあわせな時間でした。
上の写真はモンブランで有名なアンジェリーナでランチをした時のこと。
サラダにでっかいトンカツみたいなチキンがのせられていて
パリ、繊細な美意識と豪快な思い切りが合わさっているなぁと感じたのでした。
お水 7.5ユーロ(1200円強)にひょえ〜。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
次のブログでもう少しパリの街の様子が分かる写真を載せさせて頂いて
テンポよく日常に戻っていけたらと思っています。
それではまた!
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