(続) 今年のコート、まずはブリティッシュ。



みなさんこんにちは、今日も見に来てくださってありがとうございます。



朝の空気が随分と涼しくなってきましたね。


といってもまだ夏の部類に入るはずでウールのコートはどう考えても暑苦しいので

どうぞクーラーの効いた涼しいお部屋でお読みいただけたらと思います。





今回のヘリンボーン生地はおそらく冬用のスーツなんかにも使えるくらいの厚さのものだったのでコートにするには少し薄手の生地。


せっかくなので少し薄手だからこそできるデザインをということで

丁寧に芯を貼り、パーツや布の重なりの多いデザインである

トレンチコートの形にすることにしました。



それにしてもこちらのヘリンボーン生地、ものすごく上等な生地だったのではないかと推測します。




閉店セールでの出会いだったので出どころを聞けていないのですが



ZEGNAの生地ですよ、とかピアツェンツァの生地なんですよって言われたら


あぁやっぱり!なるほどですね、さすがですねぇ。と納得しちゃうくらい。




高山商店さんは営業されていた当時本当に貴重な生地を格安で取り扱って下さっていて

ダックスとサンローランとか


え!?というブランドの生地が普通にありましたから。



トレンチコートは以前にも春や秋に作っているのですが、これとあれとは別物ヨ。


なのでして



お襟の形が少し違うのとゆとりの部分で大きく違います。



しっかりとしたウールではあってもコート生地としては薄手であり

冬に着た時にあまり暖かくないと困るなぁと思ったのでしっかりと中に着込めるようなサイジングにしてあります。



いつもスリムなデザインのコートの場合

インナーとしてはシャツに薄手のニットとかウールのワンピース1枚くらい着てちょうど良いくらいのゆとりを想定するのだけれど


今回は身頃もアームホールも広めでゆったり。


例えばふわふわとしてモヘアとか網目にボリュームのある

アランニットのような厚手のインナーでも着られる想定で作りました。




もちろんズドンと大きいだけのコートだとそれこそメンズっぽくなりすぎるので


肩幅はジャスト、ウエストにかけては少し絞りを入れ

ベルトループもつけてあるのでベルトを通してキュッとウエストマークして着る予定をしています。



今の時点ではとてもプレーンなデザインに見えると思いますが

ここにボタンやベルトが付くとまた印象が全然変わるのです。





このコートにあのボタンがつくと想像したら、もう絶対に可愛いでしょう??


次回は完成形を見ていただきますので

どうぞお楽しみ〜!








【朝パンケーキ】

あぁ〜ヨーグルト買い忘れてた・・・


な朝は買い置きしてあるパンケーキミックスで

むしろちょっと豪華版の朝ごはん。


ジーザスは在宅ワークなので朝ごはんの準備に少し時間がかかっても平気。

コーヒーを淹れて朝からたっぷりと頂きました。



今日も最後までお読みくださってありがとうございました。

それではまた!

I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。