めくるめく世界、Dior展。
みなさんこんにちは☺︎
一昨日、東京から戻ってきました。
今回の東京は4泊5日。
たのしい予定に満たされて、嬉しい気持ちとお腹いっぱいで帰って来ました。
毎日毎日楽しくて欲張りに活動していたのですが
やはりここは服作りについてのブログなので
今回の旅の1番の目的だったDior展について書かせてもらいたいなぁと思います。
東京都現代美術館で開催中(5月28日まで)の
『クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ』に行って来ました。
この展覧会は4年前かな?(5年前かな?6年前かもしれないな?)
に、パリの装飾芸術美術館で開催されていたものと同じで
ロンドンやニューヨーク、中国やカタールを巡って巡って巡って
ようやく日本に辿り着いてくれました。
コロナが始まったことに併せて
ロシアとウクライナの戦争でここ数年はすっかりパリやロンドンが遠くなってしまいましたよね。
日本にいたって美しいものに触れる機会は沢山あるけれど
自分にとっての胸が震えるような美しいものを見る機会がグッと減ってしまったのも事実。
そんな中、Dior展の開催を知った時は
キラキラした世界への扉がやっと開かれた!!
そんな印象とともに
もうもうもう、むちゃくちゃ嬉しかったのです。
これは絶対行くぞ。なんなら2回行くぞ。と。
果たして
そんな前のめり過ぎて前につんのめってひっくり返りそうな状態で挑んだDior展は
期待を裏切らない、なんてものじゃなかった。
むしろ、私は期待の仕方を忘れていたんじゃないかと思わせてくれるくらい素晴らしいものでした。
それでは写真多めで行ってみよう〜!
(順番はぐちゃぐちゃです)
目、目、目が、、、
目が、、、、
喜びすぎている。
何この可愛い色たち。
ピンク、すごく着たくなっちゃう。
マスクしていたから良かったけれど
ここのブースでは感激しすぎちゃって何度も目が潤んで
それに伴い鼻の奥がキュッとなりました。
(花粉症じゃないよね?)
このドレス、よーく見ると薔薇柄なの。
たまらない〜
小さい薔薇って好き
好きすぎるぅ〜!
頭に枝が刺さっていたって何だってエレガント。
やっぱりこのウエストを絞って裾にかけて広がるシルエットは
美しさの黄金比率なんでしょうね。
今年の冬はマーベラスミセスメイゼルに憧れてフワッとしたシルエットのコートを縫ったのだけれど
それはそれでお気に入りではあるのだけれど
やっぱりウエストに絞りのあるコートが大好きだなぁと改めて感じた次第です。
来年のコートはドラマティックにいきたい。
写真以上に実物のオートクチュールはウエストが
ほっそい!
ご一緒させて頂いた方がフランス語のお出来になる方だったのだけど
館内で流れているおそらくはムッシュ・ディオールの声(もちろんフランス語)を訳して下さったところ
『バストを強調するよりもウエストを絞った方が効果的。』
みたいな内容を話しているテープだったそう。
みなさん、NO!ウエストゴム!!ですよ。
ここ、心の中で二重線ひいときましょうね。
歴代のDiorのデザイナーごとに分かれているブースがあって
これは ムッシュ・ディオールのコーナー。
左手前の赤いコートなんかは、アイコン的存在なのか
マイナーチェンジしながらも時々コレクションに登場しますよね。
ムッシュ ディオールがデザイナーを勤めておられた期間は
10年間とすごく短いのだそう。
でも
その10年の間にムッシュの手から世界に飛び出した新しいデザインたちは
今の私たちの装いにもきっと通じていて
現在進行形のデザインなんですよね。
“古くない”とか“今でも通用する”という言葉なんかでは
このドレスやコートたちの特徴を全く表現しきれないもの。
服がまだ新陳代謝でもしているのではないだろうか?となるくらい
死んでないんです。
実際はすごく昔に作られたものなのに。
服がまだ生きている感じ。
息をしてる感じ。
不思議なエネルギーがビシビシ飛んできました。
ま、まずい、、、
ブログを終えられる気がしない。
しかしもうそろそろ、皆さん読み疲れて来られていると思うので
今日はこの辺で。
マーベラスミセスメイゼルコートでラデュレ。
おほほほほ〜
ってしてきました。(謎)
いや、コート着たままってマナー違反ですよネ。
写真撮ってもらってすぐ脱ぎましたからご安心を。
次回、サンローランの時代のディオール作品の写真から紹介させて頂きますね。
それではまた☺︎
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