Dior(展に着て行きたい)ドレス、裏地はミッドナイトブルー。

みなさんこんにちは☺︎


昨日も今日も大阪はすごく寒くて
私の住んでいる地域はお山が近いので市内より2℃、いや3℃は気温が低いのではないかと思っています。(しかし天気予報では平等に同じ気温が表示されているから気のせいなんでしょうネ。)




昨日もほぼ一日中、洋裁部屋の窓からは雪がチラチラ舞うのが見えていたし。

しっかり2月の寒さを発揮されている感じ。




そんな中、思うのは

オシャレしようと思うと(冬のワンピース)、やっぱりやっぱり寒よなぁということ。



一部の地域を除いて、
真冬にセーターやカーディガンといったいわゆるニットものを着ないと言う選択は

かなりの勇気が必要ですよね。




もちろん、今は便利な薄型化繊蓄熱肌着(ヒートテック)もあるし

ウール(もしくはいっそもっとリッチにカシミア)にある程度の厚みのある裏地を付けたワンピースは暖かいでしょ!


とむかし洋裁の先生は言っていたけれど。
(楽な服装ばかりしなさんなよ。と言う意味で仰っていたのかと。)




それでもやっぱりニットは包み込む感じと言うか密着感というか

布物とは根本的に違うというか。




どこが違うってね、やっぱり

手首!



もうこのポイントがスースーしているのか
ニットでスポッと覆われているかどうかでは

全く具合が違うのです。



そしてこれは個人的好みであり自業自得である所以なのだけれど

ワンピースは手首、出したい派なんです。




冬であれワンピースのお袖は長くても9部丈。


だいたい8部袖、下手したら7部袖。



このちょっと手首の出ているところに
オシャレ心や意地を詰め込んでいるのだけれど

ちょっとした手首からの放熱がすごいのか、寒い日はもうほんとにキンキンに手が冷えてしまう。



いくら背中、腰、尾骨の上
とノーマルサイズのカイロを3段活用していても。(ミニなんてお話にならない。)




それでも、ここぞと言うお出かけの時にはやっぱりワンピースが着たくて

今日は震えながらもワンピース。



楽しみにしていたDior展やお友達とのランチや犬に会う事を楽しみに

東京に向かいます。


スーツケースの中にはウールのワンピースが3着。

今着ているのもウールのワンピース。


そしてそーっと、シワにならないように気をつけながらDiorドレスも大切に、、

と言いたいところですがある程度ギュッと詰めて来ました。




シルエットにおけるポイントは前回書かせてもらったのですが

今日はトルソーに着せていたら見えないところを。



表から見るとシンプルな、と言うかいっそ素っ気ないくらいのモノトーンなのですが
裏地はすべすべのミッドナイトブルー。
(写真、実物より明るめに見えています。)



ネイビーより少し明るく
ブルーより、名前の通り夜空みたいな深みのある色。




こっちの方が実物に色が近いかな。


この裏地の色がすごく綺麗だったのと
表地もとっておきの生地だったので

パイピング仕上げにしました。



今回は表に出るところ(落としミシンも含め)は全て手縫いにしたので

めちゃくちゃ時間がかかりました。




もちろん時間をかけたら良いって訳じゃないんだけど

自分が“これはとびきり”と思えたり、知っていると言うことが大切。(と言いつつ見てくれとアピールしていますが。)



今までなかなか冬のワンピースはコレ!と納得のいくシルエットが出せていなかったのだけれど


今回やっとベストな感じに辿り着けた気がします。



あとこのワンピース、最初は
こんな風にボタンを付けようかなぁと思っていました。



でも、次の10年着ることを考えるとボタンは無い方が良いのかなぁと思って

付けないでおきました。



シルクの割合が多く、少しデリケートな性格の生地ではあるけれど

きちんとお手入れして大切に長く着たいと思います。



はぁ〜、満足!





【冬の朝はキャンドル】
冬は陽が登るのが遅くて朝の7時ごろはまだ薄暗いのですよね。

でも朝から電気をつけて過ごすのが好きではないのでできるだけ早く電気を消したい。(朝の6時ごろはまだ真っ暗なので、起きてすぐは電気をつけています。)



そんな時、キャンドルがすごく良くて
冬は大抵、朝にキャンドル。



朝ごはんの時間がゆっくりに感じられるし
キャンドルを眺めながらのコーヒーも美味しいし。

そしてなんだか
ていねいに暮らしている感じがして嬉しい。




今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます☺︎

それではまた!

I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。