シルクタッチのコットンサテン水玉模様〜お手入れ変〜

前回に引き続き

“シルクタッチのコットンサテン水玉模様”について。

今回はお手入れ編です。

せっかくこだわって選んだ生地と悩んで合わせたパターンで作ったとっておきの1着。

出来るだけ長く、大切に着続けたいと思うもの。

特に夏場に着る物は毎回クリーニングには出していられないし

そもそも直接肌に触れるワンピース なんかは、ドライクリーニングよりもサッパリと洗ってしまいたい。

もちろんクリーニングに出した時のような

まるで新品に見える美しいアイロン仕上げをお家ですることは難しいけれど

お家でザブッと水を通して洗った洋服は、やっぱり気持ちがいい。

2年前に同シリーズの生地で作ったこの

“とっておきの初夏のワンピース ”も

何度となくお家洗いを繰り返して着ています。

洗剤はどこのドラッグストアでも売っているエマールで。

本来は手洗いが生地にも負担をかけなくて良いのですが

そうすると「また今度」とついつい“手洗い予定の山”を作ってしまうので

もう最近は何でもかんでも洗濯機にポーン！

“ソフトモード”と言う（たぶん気休め）機能が付いているので、いつもそれ任せ。

洋服を裏返して

ネットに入れて

ソフトモードをピッ。

脱水後は乾燥機は使わず

軽くシワを取りながら干します。

うん、これなら私でも続けられる。

ただ、この生地は先に書いてある通り

化学繊維を含まないコットン100%。

コットンの安心で心地よい肌辺りが嬉しい反面

どうしてもシワは入りやすいと感じます。

特に、水通しした後の乾かす工程ではどうしてもシワが入ってしまうので

あれれ？水通ししたら艶感が消えてしまったぞ！？

と感じてしまうかも。

でもそれは、細かいシワによって艶が失われたように見えているだけで

水通ししたりお洗濯したくらいでは、この艶は消えたりしません。

アイロンで綺麗に整えてあげると

艶はちゃんと戻ります。

ここで、シワのより方を検証。

既に水通しで細かいシワが入ったまんまなのですが

ギュッと握って

パッと

シワが入っています。

これをアイロンではなく手でトントントン

こんな感じになります。

もちろん、アイロンしてあげたらツルンとなりますが

実際着用しているときはアイロン使えませんからね。

その後

手前のみアイロンしました。

特に細かいシワは霧吹きしてあげたらスッと取れやすいです。

ちなみに私はお洗濯後は洗いざらしの質感も好きなので、そのまま着てしまっています。

細かいシワによってクシャクシャってなってる部分もある（これはクローゼットにぎゅうぎゅうに詰めているからという、そもそも問題外な理由もありますが）のですが

特にギャザースカートだからか、私の場合はあんまり気にせずに着用できています。

でも、綺麗にアイロンしてあげると

新品っぽくなるし

ツヤツヤして、よそいきっぽくなるんです。

もう1着、出してみました。

これもギャザーのティアードなので、どちらかというとシワが気にならないデザイン。

私の場合は骨格が派手（全体的に分厚い）なので

ティアードは好きだけど、広がりを抑えたい派。

なのでむしろくしゅっとカサが低くなった状態で（アイロンなしで）着用しています。

ギャザーじゃ無いものも見ていただくと

ワンピースがほとんど隠れていてなんのこっちゃなのですが

これ、洗いざらしで着ています。

日傘の陰で分かりにくいけれど、スカートのデザインはフレア。

シワが入りやすいデザインなのですが

なんとこちら本来シワになる服は不向きであるはずの旅行に

去年の夏は持って行ってしまいました。

でも、生来の適当さからか

こちらもそのまま着用したけれど許容範囲かな？と思っています。

もちろん、シワが入って困るなぁと感じる感覚は人それぞれ。

ギャザーだと座ってもシワが目立たないから良いかな？とか

私は気になるからブラウスにしようかな？とか

ピシッときちんとアイロンしたいからスカートはタックにしようかな？とか

好みや用途に合わせてデザインを選んでいただけたらと思います。

新作の4色が登場のタイミングではありますが

私はやっぱり旧作の2色も好きで

仕立てた服は今でもお気に入り。

今年の夏も大切に着たいと思っています。

袖を通す度に嬉しくなる服、

みなさんにも作って頂けたら嬉しいです。

最後までお付き合い下さってありがとうございます。

新作のノアール（黒）でとっても可愛いサンプルが仕上がっているので

次回ご紹介させて頂きますね。

クラシックですっごいかわいいんですよ〜