キャロルコートの完成です。

みなさんこんにちは〜☺︎


今日も見に来て下さってありがとうございます!




出来ました


出来ました




今季の冬コート第一弾が

もう今年の終わりが見えて来た今、やっと出来ました。



名前はキャロルコート。



何でそんな名前がついてるの?と思われた方はどうぞ2つ前の記事を読んでみてくださいね。



それでは、キャロルはこんな感じに仕上がりました。





一つ前の記事では「あとはボタンのみ」と書いていたのに

ボタンはどこにいったんじゃい。



なのですが、今回は
こんな感じのデカスナップボタンにしました。



いくつかボタンをシミュレーションしたところ、ボタンは無い方が良いなぁと思ったので。




ほら、レオパードの大きなお襟がボタンどころじゃない存在感でございましょ。




全体のシルエットは50年代っぽく“オーバーコート”と呼びたくなるような

たっぷりとした感じにしたかったので

少しフレアにしてあります。




この時代はたっぷりとした大きめのコートにタイトなインナーと言うバランスが多いですよね。






そしてやはりポイントはこの大きなヘチマカラー。


肩先にまでかかるくらいにした所がお気に入りポイント。
ショールを巻いたようなデザインなので

ショールカラーとも呼ぶそうです。






今回はこのショールカラーの部分をカシミア70%ウール30%の柔らかい生地にしたため

しっかりとした本体部分のウール(メルトン?)とのバランスを考えて毛芯を貼ってハ刺ししてしっかりさせました。



いやはやこれが、襟が巨大なのでほんとに刺しても刺しても終わらなかった。




でも



嫌いじゃ無い。



そういう地味な作業ほど、好きなので



ひゃあー、大変や〜



とか言いながらも喜んでやるタイプ。



ただ一つ反省点を上げるとすると

もう少しお袖の丈を短くした方がよりバランスが良かったのかなぁと。




基本的にお袖は少し短めが好き。


でももう真冬だし、、と言うことで手首の骨がギリギリ見える程度にしました。



でも、太めのお袖はロンググローブも着脱しやすいし

冷えを恐れずあと6㎝くらい短くしていたらよりクラシックな雰囲気で良かったな。



でも、寒かったら寒かったで出番も減りそうだしね。
うんうん、キャロルっぽい。


と自己満足度が高めの仕上がりとなりました。




今回のコート

お襟がとてもエレガントで好きなので

次に作るとしたら黒で着丈を伸ばしてウエストベルトでウエストをキュッとさせる女優コートにしたいなぁなんて。


そうするとぐっとドラマティックになりそうな予感。




もちろん


生地はもうあるしネ。





また新たにコートの候補が出来てしまった。




『昼顔』でドヌーヴさまが着ていたみたいなダブルの金ボタンコートも作りたいし

せっかく綺麗な色のコート生地があるんだから60'sの香りがぷんぷんなスタンドカラーも良いし、、、



インナーを作っている暇がありません!





が、次は出来たらインナーの予定。

タイトスカートの予定なんだけど、ちゃんと予定通り行くかどうかは気分次第というところ。





今日も最後までお付き合い下さってありがとうございます☺︎

それではまた!

I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。