とっておきのトレンチコートが完成!

みなさんこんにちは〜☺︎

今日も見に来て下さってありがとうございます!



いよいよ暖かくなってきましたね。

大阪は今日の最高気温が16℃で明日は17℃。
来週は20℃になる日もあるみたい。


最近は日差しに既に力があるし
暖かくなるって単純に嬉しいですよね。


毎年この時期になると花粉症に苦しんでいたのですが

今年はほとんど花粉症が出ていなくて(じゃばらのサプリメントは飲んでいますが)


花粉症が無いってほんとに幸せ!
暖かくなる=花粉症=憂鬱

だったのが、

花粉症がないだけで気分も身体も軽やか。


それに伴い、軽やかなお洋服を縫う意欲もまんまんです。



さて、昨日から引っ張っておりますトレンチコート。



実は


実は



すごーく良く出来たんです。


まずは平置きの状態で。

トレンチコートと言えば

映画『シェルブールの雨傘』で主人公のジュヌビエーヴちゃん(カトリーヌドヌーヴ)が着ていた

トレンチコート×水色のギンガムドレスのコーディネートが可愛くて印象的。


私が水色のギンガムドレスを着るとピュアネス不足が際立ちそうなので
こちらは妄想コーディネート。



では肝心のトレンチコートの形から見ていきましょう。


シルエットが分かりやすい様に
まずはベルトやボタンなどの装飾のない状態で。



まず、肩のエポーレットはイカリ肩の私には合わないので
問答無用で排除。


あと、胸元に付くガンフラップも体の厚みを強調しそうだったので省略。


1番気をつけたのが身頃のラインで
ベルトをしない状態でもウエストのカーブが出来る様にプリンセスラインで絞りました。



人によって似合う似合わないのポイントってさまざまだと思うのですが

私の場合、ゆとりのある物をベルトの力のみで束ねた場合
全然キュッと見えないのです。


まぁ、キュッとなる凹みが無いのでしょうがないのですが。


なので、人工的キュッは必須。



ここにベルトなど色々ついた完成形が
こんな感じ。

ベルトは緩く巻いてあるだけ。



ウエストをベルトでキュッとした時のシワは

私にとって細さを強調するものにはならなくて
むしろ腰回りのモタモタを強調するだけなので前から見た状態は凹凸を少なくフラットに近い感じにしてあります。



ただそれだとカッチリというか
ピシーっとした印象になってしまうので

それだけでは寂しい。


スタイル良く見える事も大切だけど
どこかに自分の好みは入れたい。
と言う事で

後ろのみウエストから下にかけて広がる様にスカートを少しフレアにしてあります。



あと、背中のピラピラ(ストームシールドという名前だったっけ?)は
横から見た時にあたかも背中とウエストに差がありますよ〜と見せたかったので

少しフレアにしてみました。



前からはピシッ
横からはキュッ
後ろはフンワリ


という3面構造です。


これが見事に自分の身体にピタリと良い感じにハマりまして

試作品予定だったものが本番服に昇格。




ほんとは本番用に

もう少しベージュの濃い
ちゃんと撥水加工になってるトレンチコート用の生地も買ってあるのですが

そちらは秋にスライド。



今回は色も薄く裏地もピンクで春っぽいので春用に。

パリジェンヌのトレンチコートと命名。


秋にはもう少し深い色と裏地もチェックなんかにして

ロンドンガールなトレンチコートを作ります!



結構時間が掛かってしまったのだけれど
やっと似合うトレンチコートに出会えた事が最高に嬉しい。





私は

胸板が分厚いし
肩はガンダムみたいになってるし
そんなには太ってはないはずなのに華奢に見えない
脚も太いし
首も短いし

などなど、自分の体型が劣っているとずーーーっと思っていたし
もちろん今でも悩みはありますが

それは自分の服作りで解決してあげたらいい事なんだ。

と思える様になってから
服作りもおしゃれもどんどん楽しくなりました。


今が1番、楽しんでいます。嬉しいなぁ。




今日も大変長くなってしまいました。

次回はトレンチコートの着画を載せたいと思っています。



それではまた☺︎!

I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。