トレンチコート研究をしていました。

みなさんご無沙汰しております
音沙汰なし子でございます。



本日ようやくブログの有料プランに変更手続き完了!し、

ブログを再開いたします。



音沙汰なし子からmoiponに戻ります。



一体ブログと言うものをいつから始めたのか、もうはっきり覚えていないのですが

旧ブログはまだ私が洋裁を習い始めて基礎科に通っている時だったから

少なくとも9年?下手したら10年?くらいになるのかも。



昔から読んでくださっている方も

最近たまたま見つけました、な方も


読んでくださって本当にありがとうございます。





ブログが書けていない間にも

春は着実に近づいて来ていたようで

もうほぼ春、ですね。



ということで復帰1回目は以前ブログにも書かせてもらった

今年の春に作りたいアイテムの1つ
トレンチコートについて。




実はもう完成していてInstagramにはちゃっかり載せてしまっているのですが


あたかもそんなことは無かったように
新鮮な気持ちで書いていこうと思います。




Instagramの方を既に見て下さった方は一旦見なかった事にして


まるで初めてのような気持ちで


ふむふむ、へぇ〜そうなんだぁ!



と、やさしい反応をしながら読んでもらえたら嬉しいです。




まず本日はデザインを決めるに至るまでの経緯から。



そう、トレンチネタで3回くらい引っ張る算段です。




いざトレンチコートを仕立てようと決めたものの


トレンチコートってデザインの幅が割と広くてデザイン決めがなかなか大変。



カチッカチッカチッとした超クラシカルなフル装備のものから


ふわりふわりと軽やかな
まるでショップコートのように軽いものまでありますよね。




その中で唯一決まっているのが生地。


以前も見て頂いたのだけれど

大阪本町にある鳥居株式会社さんで買ったもの。


450円/mのお手頃価格だった為に
あまりビビらず進めようかなと。



この生地、薄いのは色だけではなく生地の厚みも薄いので

質感も柔らかく
どうしたってカッチリカチカチにはならない。




かといって、あまりに簡易化した「それトレンチちゃうやん」みたいなのにはしたくない。




そして私の中でここは割と着用イメージを左右するな、と思っているのが襟のデザイン。

こんなクラシックな本格的トレンチコートは共通して

襟には台襟が付いていて、それが正統派な様子。





もう一つが
こんな感じでラペルと小襟の間に台襟のないテーラードカラーみたいなタイプ。




1枚目のオードリー(シャレードの時)が着ているのも台襟のないこのタイプ。



これがなかなか決められなくて。

これも台襟なし。



これは台襟あり。


と、色々過去の雑誌や本を広げて広げて部屋を散らかして研究したところ




台襟アリは襟に高さが出るため、よりかっこいい感じにキマる。


でも


開けて着た時の印象としては台襟無しの方が収まりが良くスッキリ。


反対に台襟があると少しガチャっとした感じがする。(のかなぁ?という全く当てにならない主観)

この女の子はすごく可愛いけど

このガチャっと感は首が長く無いと厳しいのかな?と言う気がしまして。


首の短いmoiponさん、
今回は台襟無しの方向で行くことにしました。




あと

肩のエポーレットが付くのか付かないのか

背中のペラペラの長さはどうするのか

裏地は総裏か半裏か

胸のガンフラップはつけるのか、片方か、両方か

打ち合わせは浅めか深めか

袖はラグランかセットインスリーブか

ラペルは大きめか小さめか

後ろはベンツにするのかタックにするのか無しで行くのか



もうあげ出したら相当な数の選択が
トレンチコートという1着には存在するのです。




そして最大の難関は

そもそもトレンチコートを私があまり着たことがない為に

どれが似合うのかイメージしずらい。というところ。



普段であればどのタイプが似合うのか
お店に(ひやかしに)行って羽織ってみたり出来るのに

そう言うのもしずらい昨今ですので、ここは想像力でカバーするしかないなと。




そんな色々でモタモタするのはいつものこと。

まず1着縫ってみないと分からないのでズンズンズンと進んでみました。




幸いにも生地は安かったし、たっぷりあるし
失敗したらスッと無かったことにしよう。



と言う気持ちで縫いました。



でもその試作が試作とは言えないくらい工程が多くて大変で



試作でしたが本番にしてしまいました。




さて、その仕上がりや如何に。



次回は完成形を見てもらいますね。(もうとっくに仕上がっているので。早よ見せよ、のお声が聞こえてきそうだけれどこのネタで粘る予定なのでね、見逃してね。)





【嬉しい出会い】

むちゃくちゃ美味しくて美しいケーキが並ぶ

本町のヴィーガンカフェ・シスターさん。



こんなに美味しいケーキでしかもヴィーガンなんて凄すぎる。



ヴィーガンなので、、(そりゃ普通のケーキには劣りますが十分美味しいと思います、、)

みたいな言い訳が一切ない。



卵と乳製品なしにここまでのものを作るなんて
あのパティシエールの方は天才です。



きっとここ、これから簡単には買えなくなると思うな。
めっちゃ有名になるんじゃないかな。
(今でも11時オープンで1時にはほとんど完売している。)



今のうちにたくさん食べよ。





今日も最後までお付き合いくださってありがとうございました☺︎


それではまた!

I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。