世界一かわいいルームドレスでクリスマスを解禁!
もーろーびとー こぞーりーてー
むかーえ まーつれー
と言う超有名なクリスマスソング。
以前のブログでも書いた事があるかもしれないのですが
この日本語の歌詞を聴いたり歌ったりする時
モロビとコゾリーテという架空の小人というか
シルバニアファミリー的な人像動物が思い浮かびます。
ぐりとぐらがイメージに近いかな。
「諸人よ、みんな揃って迎えよう」
という意味だって言うのは分かってるんですよ。
でも言葉の意味よりもパッとイメージに出てくる事ってあるよね。
なんでそんな事を言い出したのかと言うと
我が家では早くもクリスマスを解禁したからなのです。
と言うか既に2週間ほど前から解禁していました。
クリスマスツリーはさすがに出してないけれど
世界で1番かわいいと思うこのルームドレスと
1年で1番ハッピーなシーズンを待ちわびる為のクリスマスソングを聴き始めています。
どのクリスマスソングのコンピレーションにも大抵入っているのが
先ほど挙げた『もろびとこぞりて』の英語版。
私の通った中学校と高校はカトリックのミッションスクールだったために(だからと言ってクリスチャンのお家の子ばかりなのではなく、仏教徒という名の無宗教なお家の子がほとんど。私も同じく。)
11月ごろからクリスマスソングを歌う機会が増え始め
12月にもなると毎日何かしらのクリスマスソングを歌いました。
そこでも『もろびとこぞりて』はハズせないスタンダードナンバー。
クリスマスミサの時も歌うし
音楽の授業でも歌うし
宗教の時間にも歌うし
1日の終わりの“終わりの会”の〆にも良く歌いました。
特にクリスマスミサの時はキャンドルを持ってすごく厳かな感じに歌います。
だからこの曲はどちらかと言うと神聖な雰囲気というか
ドンチャンドンチャンするものでは無いというイメージだったのですが
いざ本場の(?)英語版を聴いてみると全然違うことにいつも驚きというか
これが文化の違いか!と言うものを感じてしまいます。
だって英語版だといきなり
「ジョーイ トゥー ザ ワールド!!!」(Joy to the world!!)
から始まる。
祝福あれ〜!!!みたいな。
かなり前向きな
おごそかというよりかは歓びが勝っているというか
まさにJOYが前面に飛び出して来る。
私はどちらも好きだけど
英語版の嬉しい事に突っ込んでいく感じ、
それも子供だけでなく大人もって言うところが気に入っています。(しかしこの曲は英語の歌詞をちゃんと読んでみるとかなり宗教色が強く、日本人にはキョトン?な感じが多いために歌詞が変わっているのかも。)
洋楽ではクリスマスソングは聖歌以外にもたくさんあって
トラディショナルなものからポップスまであるけれど
“大人が楽しみで楽しみで”みたいな気持ちを歌っている物が多くて
聴いていて楽しいのです。
日本でみんなが楽しみにしているイベント的なものを無理やり当てはめるとしたら
お正月の歌になるのかな?
私の知る限り、お正月の曲は「もーいーくつねーるーと〜」の1つしか浮かばないんだけれど
あれも子供の歌って感じですよね。
もちろんクリスマスソングなら日本にもたくさんあるけれど
ブレずに恋愛ソング一直線ですもんね。
“あなたがいなくて寂しいクリスマス”
または
“あなたに会える嬉しいクリスマス”
のどちらか。
日本にも大人が単純に楽しさや嬉しさを歌い出しちゃうような空気というか
家族と過ごす休暇はもうすぐ〜!
ウキウキしちゃうなぁ!まったく!
みたいな恋愛以外の部分を強調した歌が出て来ると
楽しくなりそうだなぁって思います。
さて、そんな感じですっかり頭の中はクリスマスが始まっているし
ついつい口ずさんでしまうのもクリスマスソングになっているのですが
その楽しい気持ちを盛り上げてくれるのが
この世界一かわいいルームドレスです。
もちろん、私の中で世界一って事ですが。
もうこれなんなんだろう。
この幸せな柄。
これは一昨年のクリスマスにリバティロンドンが出した限定柄で
日本では去年発売になりました。
クリスマスのにぎやかな感じ
楽しくってウキウキする感じ
キラキラした感じが繊細なプリントで表現されていて
本当に素晴らしいと思っています。
この生地を見た時
これで世界一かわいいルームドレスが作れる!
と嬉しくて嬉しくて
裁断してる時からもう楽しくて楽しくて。
最初から最後までこの生地の世界観のように幸せな気持ちで仕立てる事が出来ました。
とっておきの日のための1着、ハレの日の1着
を自分の手で仕立てることの喜びと言うのは
まさに洋裁の醍醐味というか
仕立てること自体が記憶に残るイベントになりますよね。
それももちろん素敵。
でも、ハレの日以外の日常も華やかに楽しい気持ちでいたい。
普段の日常をほんの少し素敵にしてくれる1着というのも
実はハレの日の1着と同じくらい素敵な存在だと思うのです。
お家の中でも素敵な気持ちで過ごしたい。といつも思っていて
きっとそんな気持ちの女性は多いのでは無いかな?と思い
『Joy of Sewing 〜さぁ、縫おう〜』にもルームドレスのパターンを掲載しました。
ちなみに
本の中にあるルームドレスからヨーク周りのフリルを省いて
ヨーク部分をギャルソンブラウスと同じピンタックにして
スタンドカラーにヒラヒラのフリル(後ろボタンのブラウス参照)を付けると
この世界で1番かわいいルームドレスと同じデザインを作ってもらう事が出来ます。
ルームドレスと言うのは見た目の可愛さと同じくらい
着ていて楽であるかどうかも重要ポイント。
お家でのリラックスタイムに動きを制限しないように
膨らみすぎない分量のギャザーを背中にも入れてあります。
後ろを敢えてヨークの切り替えではなく
ネックから直接ギャザーを入れてあるのは
肩甲骨の動きを制限してしまわないため。
グーっと手を上げて伸びをしても腕の途中で袖口が突っ張らないように
袖口も少し広めにしてあります。
のびのびと快適に過ごすことが出来る1着になっているのではないでしょうか。
そしてここからが私の欲深いところなんですが
えへへ、もう1着分あります。
右のルームドレスは日本のリバティ。
左はリバティロンドンから買ったリバティ。
実はルームドレスに仕立てたは良いけれど
あまりにもこの生地に恋をしてしまっていて
もう手元に生地がない、という事が悲しすぎたので
リバティロンドンから追加で買ってしまいました。
リバティロンドンでこの柄を販売していたのは一昨年なんだけど、
たまたま去年も販売されている事を発見して
すかざす、もう迷う事なく3mポチッと致しました。
このロンドンのものは日本のものより、実はブルーが強くて
ミッドナイトブルーという感じなんです。
これ、ロンドンの方が私は好きです。
きっとこれにハサミを入れる事なんて出来ないのですが
毎年眺めてはうっとり出来そうです。
今日も楽しく過ごしましょう☺︎
それではまた!
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