私の定番シャツドレス



みなさんこんにちは〜!



いや〜すずしい。

1ヶ月前を思い出すと相当すずしくなりましたよね。



でもちょっと涼しさに慣れてきて贅沢になってしまい

ちょっとでも湿度が高めの日は「蒸し暑い!」と判断してしまう。





確かに十分に過ごしやすい。


でも日差しに暑さの残るこの時期




夏っぽいものはテンションが上がらないし


かと言って“お洒落は我慢”と秋素材を先取りなんてしたら

マスクとのダブルパンチで真夏再来。





そんな今にピッタリなシャツドレスを着てみました。(実物より明るめに写っています)

涼しい素材

でもちょっと秋の風味。



とは言ったものの

これ、どの辺が秋なんだろうか、、



ネ、ネイビー?





春と夏と秋

小物の使い分けで季節を問わず着られる


オールラウンダーという事にしておきましょう。





赤いリネンのシャツドレスやギンガムチェックは

夏だし
なんとなく懐かしいイメージで開襟にしましたが


ジオメトリックの時のシャツカラーや
今回のピラピラVネックなんかだと


“うっかり昭和”


は回避できるかと。



“うっかり昭和”と“ノスタルジック”のさじ加減、むずかしい。



生地はずーーーーっと前に本町の鳥居株式会社さんで買った

サラサラとパウダリーな手触りのコットン。




ここでいきなり、


〜本町の鳥居株式会社さんでのお買い物のポイント〜




鳥居さんは入り口を入ってすぐ左側

なんとも魅力が薄く見えてしまう感じで乱立しているロールの中に


明らかにアパレル仕様、実は仕立て映えします。なコットンが


お手頃価格で潜んでいるのでチェックをお忘れなく!





そしてその対面にある中央の平台、ここは夏より断然秋冬。


冬に結構良い質感のウールがポンポンポンと積み上げられているので見逃せません。





あとトレンチなんかに良さそうな化繊も入ったコットンのような絶妙な生地は

お店の右奥側の、こちらも生地のロールがギュウギュウと立ててある所にあります。




トレンチやステンカラーコートの生地って、生地で見ている時以上に


仕立て上がりは分厚くなったり重たい印象に仕上がったりしてしまうので



これちょっと頼りないかな?くらいを選ぶと良いかもしれません。



もちろんこれもどんな完成イメージのものを求めているかによるんだけど。

色んな厚さや色の生地があるから、探し出すのも楽しいと思います。



あと残念ながら何にも良いものが見つからなかったなぁという時も


出口に直行してはもったいない。




最後に裏地や接着芯のチェックもお忘れなく。


裏地はキャプラなんかも使いやすい広幅のものが安いし

色も結構あるからすぐに必要じゃなくてもよく使う色や
ピンと来た色は取り敢えず買うようにしています。


しかーし、やはりどの生地屋さんでもあるように生地入荷のタイミングにかなり左右されるので


おぉ、今日はすごいあるー!!


な日もあれば


入店と共に「あっ、今日ハズレ」と察してしまう日もあります。



いや、むしろ「今日ハズレ」の方が経験としては多くて

それでも通ってしまうのはチェックちゃんや大塚屋ではなかなか手に取る事が出来ない


“ザ・アパレル仕様”な生地があるから。



正しくは“ジ・アパレル仕様”と表現した方が良いのでしょうか。

ジ・アルフィーのように。





今回の生地も当てはまるのですが

アパレル仕様の生地って不思議でコットンであれば



ラフなスキッパーシャツに仕立てても
定番のフィットアンドフレアに仕立てても
ギャザースカートに仕立てても


なんとなくシュッと洗練して見える。という嬉しい恩恵が受けられます。


ギャザーが多くても膨らまずにいい感じにおさまってくれる感じなんかは


さすがだなーと。




とか言いながらも
それがほんとにアパレル仕様かどうかなんて確実には分からないんだけども。



なんとなくそんな感じ

ってありますよね。



今回はサラサラで足捌きも良く

さらには薄いのに透けないという本当に優秀な生地だったので裏なし。


襟を作らなくて良くて
裏地が付かないとやっぱり作るのも楽チンでした。






さぁさぁ、もう10月になっちゃったのでいい加減アウターに取り掛かりましょうね。




今年はタータンチェックのスカートなんかも気になるし


でもチェックのコートも縫いたいし



秋ってやっぱりチェックなものに目が行ってしまいます。





とりあえず週明けはアウターのパターンをひくことから


始めたいと思います。




それではまた!






I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。