【Joy of Sewing 〜さぁ、縫おう〜】サイズ選びに迷ったら
みなさんこんばんは!
突然ですが皆さんは夢ってありますか?
夢って言うとかなり大げさなんだけど
いつか叶えたいなぁと思っている事。
私は今のところ4つあって
一つがF-1のモナコグランプリを観に行く事。
二つ目がスペースシャトルの打ち上げを見に行く事。
三つ目がツールドフランスの観戦。
※パリじゃなくて山岳の日がいいなぁ。
四つ目が琵琶湖沿いの家に住むこと。
この4つはいつかいつかいつか叶えたい!
なんとなーく3つほどはいつか叶うかもよ?な気がしているから、
叶うかもしれない。(特に根拠なし)
さて、何でいきなりあんたの夢を聞かにゃいかんのだ。って話なのですが
いやね、今ちょうどツールドフランスが開催中で
それに伴いジーザスのロードバイク熱が上がり
ロードバイクが欲しいと言い出し
となるとロードバイクを探すのにお付き合いすることになり
チクチクの時間が減っているのです!
そうなの、今日もお昼ご飯ついでに自転車屋さんを見に行って来たので
ジオメトリック柄のワンピースもなかなか進まない。
でもなんとか裁断までは出来ました。
裁断っていろんな方法があると思うんだけど
私は型紙に縫代は付けない派。
布に縫う実線をチャコで引いちゃいたいのと
仮縫いの時はどちらにせよ縫代を多めに残しておかないといけないので
洋裁を習い始めた頃からずーっとこの方法です。
ちなみに型紙に縫代を先につけておく場合って切りじつけとかはどうするんだろ?
でも今回はサイズ感が分かっているので
仮縫いはスッ飛ばシーノ。
明日は芯貼りから。
あぁ、道のり長し!
さて、今日はもしかしたら迷われる方って意外と多いのかな?と感じた
【Joy of Sewing 〜さぁ、縫おう〜】
のサイズ選びについて。
先日私の手元にも第二版の見本誌が届いたので
そろそろお店では二版分が並び始めているころかも。
この本、“小さめ”という認識をしてもらっているようで
サイズ選びに不安を覚えてしまう方もおられるかなぁと思い
サイズの選び方というか「この方法のつもりです。」というのを書かせてもらおうかなぁと思っています。
結論
サイズはヌード寸法に忠実に!
本に掲載されているヌード寸法、
これがフワッとした目安としてではなく
リアルに当てはまっているかどうかがポイントになります。
まずはバストサイズが合っているか確認、その後ウエスト・ヒップサイズを確認。
ただし、ウエストは1、2㎝であればオーバーしていても大丈夫。(着心地の好みはありますが)
上記は本にもpointとして書いてありますが、念のため。
なので
普段Mだから〜
でもこの人の本って小さいらしいからMLでいいかなぁ。
という選び方、間違ってるよ〜!とは言い切れないけれど
リスキーかもしれないです。
と言うのも、今回はヌード寸法表示通りの寸法の人が
無駄な余りなく窮屈にならずに綺麗に着てもらえるようにゆとりを調整してあるからです。
もちろんモデルみたいなスタイルの人は実際に少ないし
モデルスタイルである必要もないと思っているので
ウエストの基準は優しめ。(よくMサイズの基準としてウエスト63㎝とあるけれど、本当にウエスト63㎝の人はSサイズを選んでいる印象。あくまで印象。)
ちなみに
この“綺麗に見えるし窮屈にならないゆとり”の基準は?
と気になるところだと思うのですが
これは私が「どうにかどうにかスタイル良く見せたい」と執念深く思い続けながら
何着も縫って来た中で自然と辿り着いた数字です。
でも、一般的なソーイングブックに比べるとゆとりが少なすぎるのかな?
私以外の人は窮屈に感じてしまわないかな?
という不安も正直ありました。
その不安を抱えたままエイヤー!と出してしまうことは出来なかったので
実はmoi本のフィットするデザインのゆとり(主に服のフィット感の印象を左右するバスト)に関しては
某キツネに似た名前のきれい目ブランドと
tから始まるハンドクリームも有名なお嬢さんブランドからよく似た形を探して
実寸を調べまくってヌード寸法との差を確認しました。
もちろん、最近の既製服はストレッチ素材が多いからちゃんと布帛である事を確認して。
そしたらね、だいたい似た感じだったの。
物によってはmoi本の方が1㎝くらいゆとりが多かったりもしたのですが
それは私の好みということでそのまま反映しました。
あとアームホールなんかは某キレイめブランドよりおそらく広めになっています。
既製服はキレイなんだけど、なんか窮屈に感じるなぁといつも私は思っていたので
アームホールはサイズに対して十分な寸法を確保する事を前提としました。
でもアームホールが広いからと言って
長袖はボヤッと大きくならないように、かつ可動域の制限をしないように
肘ダーツも入っています。
でもね、でもね、人の体ってほんとうに色々で
バストとウエストがあっているからと言ってぴったりにならない場合もあります。
パーソナルに製図をする時には”背幅”と”胸幅”と肩の角度、バストのトップの位置、肩先の前後位置、肘までの長さも重要だと思っていて
それはさすがに個人個人のカスタマイズをしないと合わせられないのです。
あと、今回はLサイズまでしか準備が出来なかった事も申し訳ないなぁと思っています。
これはLサイズ以上の人は着なくていいとか、似合わないよ、という意味ではなくて
単純に私の経験不足からです。
※上記、このような嫌味を言われたとかそう言うわけではありません。
自分のサイズを真ん中として少しずつの変化(大小ともにワンサイズ、S←M→L)でないと
サイズバランスの責任が取れないな、と思ったため
単純に引き伸ばす、と言うことをしませんでした。
ごめんなさい。
ゆとりに関しても好みは人それぞれで、
小さく感じる人もいれば
あと少し絞りが物足りないなぁと感じる人もいるかもしれない。
それでも、なんとか自分にできる範囲で
この本から綺麗に作ってもらえる様に
私の考える一番スタイル良く見えるバランスを取り入れたつもりです。
私もね、昔自分で製図などをしないでソーイングブックから作るときは
ヌード寸法なんてウソウソ〜とあてにしていなかった。
でも、moi本に関してはあてにして欲しいなぁ。
と思うのでした。
あとついでに採寸方法なのですが
1枚で着る場合は下着とキャミソールなどを身につけた状態で測ります。
同じデザインだけど、もしかしたらよりコート風にTシャツくらい覗かせたいかな?
という場合は下着にプラスして
身に付けたいTシャツなどを着た状態で測ってもらった方が良いと思います。
袖のあるものを中に着込むと言うことは
肩幅やアームホールにも影響するのでその点も意識してサイズ選びをして下さいね。
急に涼しくなってきたので
そろそろ赤いリネンのドレスも着られるかなぁ。
お洒落の楽しい季節はもう目の前!
お気に入りのドレスを身につけて
女優を気取って颯爽と歩いて下さいね。
それではまた☺︎
0コメント