リバティのQueue for the zooでシャツ

甥っ子たちへのシャツ

ボタンが付いてやっと完成です!




なんかこの写真だと


必死に夜を徹して仕立てたものが朝方完成し、朝日が差し込む部屋で清々しい気持ちのもと

パシャリと収めた1枚に見えますが


ダラダラ制作したのちに放置していたものをヤバイヤバイと仕上げた夕方の西日です。



そんな説明1ミリも必要ないんですが、念の為。







前述の通り、作り始めてからやたら時間が経過しました。




みなさんは

服作りの時、最初から最後の完成まで同じペースで仕立てられますか?




私それが苦手なんです。



始まりは勇足(ずんずんずん)


裁断や縫っている時も前のめり(ぐいぐいぐい)



なのですが



“さぁもう完成だよ!あとはボタンのみ。”


くらいの段になるといきなり



ピタリ・・・



“ちょっと置いて”おきたくなる。



そのままゴールすればサッパリするのに


90%くらいで止めちゃう。




そしてちょっと置いた状態を(着用したりプレゼントする)ギリギリまで続けて


前日とかに慌ててやっと仕上げてしまう。





なんやろかこれ、自分の服でもそうなんです。


形が見えたらその服に興味を失っているのかって言われたら、そんな事もなくて



トルソーに着せた状態で90%を眺めていたりするし


好きでずっと着続けている服も
この“ちょっと置いて”おく過程を経ているものが多いです。




中途半端が気にならない性格(つまり中途半端な性格)



なんですかね。





とりあえず甥っ子達のシャツは

またもやギリギリ、でも明日の帰省に間に合ったから結果良し。


分かっていたけれどこの柄でシャツはほんとに、かっわいい〜


特に子供服って小さいから何でも可愛く見えますね。



(私としては)退屈に思える2着同時にシャツを作るという事ができたのは

一重にこのリバティの可愛さだと思う。



リバティってスベスベしてるから仕立てていても気持ちが良くて

明るい柄が気持ちも盛り上げてくれる。



普段、普通〜の生地だと容赦なく捨てるハギレ。


リバティだとたった数センチでもウフウフ言えちゃう。

(数センチだとウフウフ言ったのちに捨てるんですが。)



それにしてもこの小ささ。

たまんないね。



普段大きな大きな大人服を作る癖が付いていると

この小さい人の服がすごい小さく感じて


コンパクトだから座ったまま出来る作業も多くて

小さいパーツを組み立てていく様子はまるで工作みたいでした。



小さいから裁断以外はほとんど座ったままやっていた気がします。



洋裁って座り仕事のイメージだけど
意外と立ちながらも多いですよね。



もちろんまつり縫いやミシンをかける時は座るけれど


裁断、芯貼り、印つけ、ピン打ち、ミシンの後のちょいちょいとしたアイロンとか

結構立ってやる事が多いから



よっこいしょ〜さぁ、座ったぁ〜私はもう立ち上がりませんよ〜



と落ち着くのは仕上げに向かっている後半である事が多いかも。





さてこの子供シャツ

パターンは尾形裕司さんの
ニューヨークの子供服 子供だってきちんとした服

のパターン、105㎝と120㎝を使いました。




このパターン、105㎝は105㎝なんだけど


120㎝は125㎝のパターンと共通。



わざわざサイズ区分があるのに共通ってどゆこと!?と驚きましたが


120㎝のサイズ感が大きめという事なのかなぁ?
着せてみないと分からない。




そしてシャツは大人でも子供でも襟の形が重要。
この襟の形、なんか賢そうでいい。



カラフルな動物たちがわちゃわちゃしていて

着るだけで楽しい気持ちになりそう。




動物たちが切れてしまうと可愛そうなので

前の打ち合わせとポケットだけ柄合わせしました。



小さめな柄の柄合わせって難しいイメージがあるかもしれないのですが

大きなものとそう変わらないです。



そして前の打ち合わせ部分の柄合わせはそんなに難しくない。


そんなにというか全然難しくない。


またいつか柄が分かりやすいものがあったら説明してみますね。



いつになるか分からないので、どうぞ期待しないでいて下さい。

やると言った事、やらない可能性の高い人です。



このキツネは私のお気に入り。

いくら甥っ子が可愛くとも、あげないぜよ。






【お一人さまのお昼ごはん】

食欲モリモリで2つ!




このカリカリのフライドオニオンが大好きなのだけど

食べる過程で7割ほど落ちてしまう。
上手にお口に運ぶ方法は無いかしら。






それでは皆さん

引き続き連休を楽しくお過ごし下さいね☺︎







I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。