【完成】リバティプリントのフレンチスリーブドレス
みなさんこんにちは。
見に来てくださってありがとうございます。
今日はフランスに旅立つ直前に追加で仕立てました
リバティプリントのフレンチスリーブドレスについて。
まずはバランスの街での着画から。
自分には珍しいフレンチスリーブ。
フレンチスリーブって女性ならではのデザインという感じがしてとても好きなのですが
二の腕の太さにコンプレックスのある私にとっては、憧れているけれど苦手としているデザイン。
嬉しそうに写っておりますが
え、こんなにご立派ですか!と写真を見返して驚いた一枚。
しかし驚くと同時に
「でもこれって半袖の時もこのくらい見えているってことだよね?もう隠さなくたって良いのかも。」
と開き直れている自分にも出会いました。
それにフレンチスリーブって袖付がなくて、お仕立てがとても手軽。
お袖は実質ついていないのだけれど " 一応はお袖あり " 、という安心感もあって
仲良くならない理由はない、という気がしています。
まぁいざとなったら
カーティガンを羽織ることはできるし
お袖が控えめである分、モゴモゴすることもなく羽織りやすい。
あとフレンチスリーブ具合に気をつければ
実際は夏によく着ている半袖の腕の露出度と比べてみても
そんなに変わらないようにすることは可能なのだな、と思いました。
着画だけではこのドレスのデザインが分かりづらいので、ここからはお洋服だけを
撮影したものも見ていただきますね。
リバティのアリスヴィクトリアという可愛い名前の柄。
こちらは(推定)10年くらい前に購入してあったもので、2,5mありました。
ロングドレスにするには少し尺が足りないし、ブラウスやスカートには中途半端なあまりが出そうだし、、、
と、柄がお気に入りなだけあって使えずにいたのですが
フレンチスリーブだと着丈の長いものでも作れそう!という事で思い切って使うことができました。
リバティにはギャザーがよく似合う。
今回旅のワードローブに追加で作った理由としては
飛行機で着られる楽ちんなワンピースが欲しくなったこと。
コットンワンピースはシワになりやすいし、ほんとならカットソー生地のロングワンピースなどの方が向いているとは思うのですが、
自宅と空港の間を電車で移動(今回は関空からだったので移動も長く)することを考えると
ラフすぎる服装に恥ずかしさを感じてしまう年齢となったために仕立てることとなりました。
さてこちらのドレス、実はちょっと面白いシルエットになっているのです。
どこが?
はい、この写真ではわかりません。
この写真でもわかりません。
ではこちらではどうでしょうか。
このワンピースはこんな感じで着たくて仕立てました。
後ろはフィットしているけれど、前はストンとしている状態。
でもこれってどうやってシルエットをキープしているのよ?という話になりますよね。
後ろにゴムを入れているだけではこうはならないので。
実はこのドレス、脇縫いを利用してリボンが中に通る穴を作ってあります。
この写真はリボンを結んでいない状態なのですが
リボンを洋服の中でお腹の前で緩く結ぶと
先ほどの写真のように背中の部分だけがフィットしたようになるのでした。
もちろん紐通しも付いているので普通にリボンを表に出して結ぶことも可能。
なんでわざわざこのデザインにしたのかと言いますと
Aラインのドレスは好きなのですがある程度のロング丈にしたい時、私の体型ではどこかに絞りがあった方がスッキリ見える。
ラフなシルエットのドレスであっても、後ろ姿はゴムなどが入ってフィットしているシルエットの方が好き。
しかしウエスト全体に細いゴムを通してしまうと似合わず、
さらに飛行機で過ごす時にウエスト周りを気にしたくない。というわがままな理由からこんな感じになりました。
これがなかなか良くってとてもお気に入りとなりました。
もう少し着用した雰囲気の分かる着画を撮ることができたら、
また見ていただきたいな。
リバティでもかわいいけれど、無地でシンプルなドレスとして作っても
大人のAラインドレスという感じがして良さそうです。
仕立てが楽ちんなのでそれこそ1日半あれば作れるし
それこそ真夏の日常着にぴったり。
1つのパターンを作ったらついつい布を変えて作ってみたいという気持ちが湧いてくるのですが
初めてのパターンにもチャレンジしてみたいし、引いてみたいパターンはたくさんあるし。
でも1作目よりたいてい2作目3作目と改良を続けたら更に良くなることは分かっていて
そうこうしているうちに季節が進んで焦ってしまう〜〜〜〜。
ということを年中繰り返している気がします。
服作りには退屈する暇がなくてほんとにしあわせですね。
きょうも最後までお付き合い下さってありがとうございます。
それはまた!
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