世界観にうっとり、衣装もすてきな『EMMA』。
みなさんこんにちは!
見に来てくださってありがとうございます。
節分も終わって今日は立春。
まだまだ寒いのですが、ついに ”春” という文字が出てきました。
春といえば
今、スプリングコートを作っている最中なのです。
完成したとしても3月末か4月上旬までは着られないかなぁという薄手のものなので
急ぐ必要もなく、おまけに色がネイビーで特に春を感じさせない、ということもあって
今ひとつスイッチの入らない状態で進めてしまっています。
そしていつ自分のスイッチ入るのかなぁと様子を伺いながら
なんやかんやと、もう半分くらいのところまで来てしまっている気がします。
特に派手さのないシンプルなものを仕立てている時、
私の場合はどうしても気持ちのテンションを高く保つことが難しくなるのですが
そんな服ほどお気に入りになったり完成後はお気に入りになる確率が高いので
これきっと良いのできてるぞ、と期待しながら進めたいと思います。
さて、噂のコートはまたもう少し形が見えてきてから見ていただくとして
それよりさらに先回りして
コートの中に着たいワンピースやブラウスに繋がるデザインについて。
服作りをしていると
ついつい一歩二歩、先の季節の装いが楽しみになりますよね。(それもあって薄手のコートを縫いはじめてしまったのですが。)
今日はそんな春に向けての服作りの気分を上げてくれている映画やドラマについて。
近頃わたくし
ジェーン・オースティンの小説の舞台になっているような
1800年前後のイギリスにハマっています〜。
2005年のキーラ・ナイトレイが主役をつとめた『プライドと偏見』や
1995年の『いつか晴れた日に』(こちらはジェイン・オースティンの『分別と多感』が原作だそう)、
そして2009年に制作されたBBCテレビドラマシリーズ(映画ではないのですが4話完結。)のEMMAなど。
衣装はもちろん、麦わら帽子とかレースの手袋とか
フルーツやパンを入れているカゴとか
繊細なティーカップとか、お庭の草花とか
ベッドルームの白いリネンなどなど
見ていてまさに「ふぅ〜〜すてき」とうっとりしちゃう要素が
その時代を舞台にした映像作品に多いのです。
最近久しぶりに観て、改めていいなぁと感じてから3回は繰り返して観てしまっている
2009年の『EMMA』。
『プライドと偏見』や『若草物語』と同じく、何度もリメイクされているので
同名の映画もいくつかあるのですが
特にこのBBCのドラマシリーズで制作されたバージョンがすき。
主役のEMMAが見た目も性格もとびきり可愛くて
普段着として身につけている甘すぎない小花柄(ちょっとインドの更紗のような模様とか)のロングドレス姿なんかがすごく素敵なんです。
時代の流行として、お洋服は胸下から広がるようなエンパイアデザインのものが主流だった様子で
さらに二の腕の太さを強調してしまうようなパフスリーブも多かったみたいなので
この時代に生まれてしまっていたら一生服装に迷走してしまったことでしょう。
素敵だと思うけれど
はっきりと自分には似合わないデザインばかりなのがかなしい。
なのでもちろんこのままの服装を真似したい、なんて思ってはいないのですよ。
(動画からの写真なので少しブレていてごめんなさい。)
舞台となるイギリスの田舎の風景の中では
晩餐会や舞踏会のシーンで身につけている(おそらくシルクサテンのような)よそ行きの服、よりも
普段着にしているコットンや麻がメインであろう洋服がすごく素敵に映えていました。
ソフィア・コッポラ監督の『マリーアントワネット』やアニャ・テイラー・ジョイが主役を演じた2020年版の『EMMA』のように
どのシーンにも計算し尽くされた "かわいい" が詰め込まれた作品というわけではないのですが
そこが良くて。
派手さがなくても作品全体に
穏やかで柔らかい陽射しのようなあたたかさや、初夏の爽やかで気持ちの良い風を感じられるような作品。
観た後に心がふわっと優しくしあわせな気持ちになれる気がしています。
このドラマシリーズを繰り返し見ている影響もあって
花柄ラブ!な気持ちがどんどん膨らんでいます。
好きな世界観を残しつつ、いかに自分の体や暮らしにフィットしたものを作るかの試行錯誤をする。
これって洋裁のたのしいところでもありますよね。
いったい1800年代のイギリスファッションをどうやって取り入れられるのか
さっぱり検討がつきませんが
コートが終わったら、思いっきり軽やかなドレスやブラウスを縫うぞ〜〜〜〜〜!
【 おやつにも、朝ごはんにも 】
私の中の焼き芋ブームがとまらない。
おやつはもちろんなのですが、ここ一週間くらいは毎日朝ご飯も焼き芋。(まだジーザスから苦情はきていません。)
焼き芋とナッツとドライフルーツとあればフルーツと
たっぷりのミルクティの朝ごはん、
朝が来るのが楽しみになるくらい嬉しくて。
毎日でも食べたいくらい好きだった焼き芋をお家で作るということを覚えて
毎日食べられるようになってしまった!
これってほんとに最高〜。
お家で焼き芋、おすすめですよ。
今日も最後までお付き合い下さってありがとうございます。
それではまた!
0コメント