カシュクールドレス、ピランってスカートがめくれて脚が見えてしまわないようにする方法。




みなさんこんにちは☺︎


昨日完成したてのカシュクールドレス、






トルソーに着せて眺めたり、

ハンガーに吊るして扉に掛けて眺めたり、

置き画のように裁断台に無造作に置いてみたり、

髪の毛ボサボサのまま試着したり、と



一通りのことをして楽しんでいます。





毎年1シーズンに1つは繰り返して作ってしまう“新たな定番”みたいなパターンが生まれるのですが


今年の夏はこのカシュクールドレスかなぁなんて思っています。


それくらい、満足しちゃっているのです。




ちなみに去年は着痩せを極めることにハマっていたので



これとか




これとか




これとか


みたいに、ボリュームを抑えてコンパクトに見せることが最優先のデザインが多かったんです。




やはり細っそり見えると嬉しいし

僅かなウエスト位置の変化やタックの縫止りの位置でもそれは変わるから

何着同じようなデザインを作っても、楽しかったのです。



自分の中では割と去年の夏に

着痩せしたいならこうなんだな。という法則(もちろん、私の)が見えた気がしているので


今年は着痩せ第一!ではなく(もちろんスッキリはしてほしいけれど)


着てみて「うふふ」って嬉しくなる服を増やして行けたらなぁと思っています。




もちろん、スタイル良く見える服は

うふふってなるんだけど


それだけじゃなくって
むしろそれは最低限として


さらにデザインにキュンとなると言うか

何か心惹かれる部分のある服であるということ。


これを掘り下げられたら良いなぁと思っています。




その点でも、今回のカシュクールはすごく心がときめいていて


これ、私の服なんだ〜!嬉しい〜!!

って思えているの。




だからね、



だからね、




もう1着、リバティで縫っちゃおうかなぁなんて。



なんて。



なんて思ってるんだけど、、



ど、どうかな? もったいないかな?


先日届いたばかりのチェックちゃんの予約販売で買ったリバティがぴったりだと思って浮き足立ってるんだけども。




冷静になった方が良いのかな、、



書いてる側から不安がよぎる。




でも、うきうきを優先させて良いですよね。

うん、そうしよ。





またもや前置きが長くなってしまったのですが


タイトルにある通り、本題は


カシュクールドレスのスカートがピランってめくれて脚まで見えてしまわないようにする方法について。



カシュクールドレスって可愛いけれど



もうほんと、風が敵。




そよっと風が吹いているくらいならまだ笑顔でいられますが


ちょっとでも強くなってスカートがなんとなく危うくなってきたころから


自分の中での最優先事項がスカートを押さえることになってしまう。



一緒に歩いている人との会話なんて頭に入ってこないし

相槌打つのも面倒なくらい。





だからやっぱり、スカートは安全であって欲しいのですよね。




そんな風に思われている方も、きっと多いはず。




なので、出来る範囲で説明させてもらおうと思って

今回は作りながらそのスカートの縫い留めのところだけ写真を撮りました。



これは別に何か本に載っていたとかでもないし、


逆に“わたくし独自の”方法でも無いと思うし


「カシュクールのスカートはこうやって中身が(脚)見えないようにするんですよ。」という決まった教えがあるわけでも無いです。





そんなんではないのです。



ただ、こうやったら私は気にならなくって良かったよ。と言う方法です。




それでは以下、説明です。




まず、スカートめくれ防止の為の縫い留めは

カシュクールがほぼ仕上がった状態の最後の最後に行います。



カシュクールを開いた状態までとりあえず終わらせる。


見えているのは表面。

うつ伏せになっている状態からスタート。





向かって右側の身頃(とスカート)を後ろスカートとの縫い目が見えるところ(脇線)まで折る。







左身頃(とスカート)をその上に重ねる。

着用した状態をそのまま裏返した感じ。







右スカート(先に折り返した方)と後ろスカートの縫い代に


左スカートの端をピンで留める。




この時、着脱分(ヒップが通る分)の開きが必要なので上から下までスカート全部を縫ってしまわないように注意。



開きはウエストベルトから15㎝くらい開けておいたら、たぶん大丈夫。(おヒップのサイズによりますので、念のため確認して下さい。)




私は好みで下から15㎝くらいも縫わずに開けてありますが

下まで縫っても大丈夫。





ちなみに隠れる側のスカートの前端は
ミシンで三つ折りにしています。



ピンで止めたら、縫い代の端の方にミシンをかけていく。



縫った状態。







表に返したらこんな感じになっているはず。




縫ったところをアイロンで整えたら完成。






今回、ウエストベルトの部分にはスナップボタンをつけました。




特に難しいことはしていないのですが、

これやっておくと着崩れて来ることも無いし

すごく安心して着られます。







どうかな?伝わったかな、、?



ちょっと柄が激しくって見えにくいのですが

私の出来る限りの説明はこんな感じです。




どなたかのお役に立てたら幸いです。



Instagramへの
「あの部分が分かりません」という個人的なご質問、申し訳ないのですが受けられません。






さて、今からリバティの水通ししちゃおっかなぁ♪





【週末のケーキ】
チェリーのタルトと

ムース・オ・ショコラ・オランジュ(だったと思います。)。




チェリーの方食べて〜(甘酸っぱーい)


チョコレートの方食べて〜(まったり美味しい〜)


またチェリーの方食べて〜(さっきよりチェリーの酸味を強く感じる〜)


チョコレートのまったりに戻って〜(やっぱりチョコレート美味しい〜)



と言う幸せな繰り返し。

ケーキ食べてる時ってほんと幸せ。



布見てる時も幸せですけどね。





今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます☺︎


次はカシュクールドレスの着画を載せさせてもらいますね♪

それではまた!