白いスカートは、、失敗の巻。

みなさんおはようございます☺︎

今日も見に来て下さってありがとうございます!



もう2020年も終わりかけていると言う頃に、、




事件です。




もしかしたら今年の縫い納めとしてちょうど良いかも〜


と気軽に作りはじめたスカートが


めちゃくちゃイマイチなんです。




今年の締めくくりに白いスカート。
来年も真っ白な気持ちで洋裁に向かいます!



なんて昭和のアイドルみたいな決め台詞まで考えていたと言うのに。



今年最後の1着が微妙だなんて

今年もあんなにたくさん楽しく服作りをしてきたのに残念すぎる。



終わり良ければ全て良し


って事は


終わり微妙で全部微妙



とでも言いたいんですか!?

と、誰にともなく喧嘩を売りたくなるようなモヤモヤ感。





さて、どう失敗したかをゆっくり見て下さい。

作っていたのは膝下丈のボックスプリーツ。


ぱっと見、良いです。



でもよーく見て!



なんかなんか、、向かって左側にポコポコと幾何学模様が見えない!?


何これ、、。



仕立てている時は裏側ばかり見ていたから全然気づかなかったんだけど


うっすらとエンボス加工されたみたいな型がついちゃってる。



でも右側には無い、、。



ポコポコがほとんど見えない角度もあれば
魚の鱗のように立体的に見える角度もある。




この生地は2.2mカットで880円という奇跡の鳥居プライスで買った白の柔らかいウール。



買う時に「傷ありですけど大丈夫ですか?」と一応確認はしてくれたんだけど


もしや“傷”ってこれですか!?



アイロンで割と目立たなくなったんだけど、、
角度によってはやっぱりポコポコが目立つ。



この部分を避けないといけなかったのかも。




鳥居さんの名誉のために言っておくと

訳ありとしか思えない値段だったし、値札にも「キズあり」と書かれていたし

レジでもお店の人はちゃんと大丈夫かどうか聞いてくれてたから


SEWING HIGHで盲目だった私のミステイクです。




でもね、ほんとの残念はここからで
この生地、見た目以上にヌメヌメと伸びやすくって


ヨーク部分が伸びる伸びるのびーる。



ヨークだけでも縦地で取れば良いものの、

毛足の長さから縦だと明らかに色が変わってちょっと変だったので
身頃と同じく普通に裁断しちゃったのです。


しかもウエストラインの伸び止めテープなんかも切らしちゃってたもんだから省略。



まぁそしたらびっくりするくらい伸びましてウエストがばがばに。


痩せて無いのにあら不思議。



まぁこれも私の経験不足というか技術不足ですね。




で、ここで終わりかと言えば最後に悲しい発見がさらにありました。



このスカート、ヨークの切り替えがミドルヒップの位置なのですが


生地に厚みがあることも手伝って縫代もかさ高く

本当にショックなんだけど


ミドルヒップ(下腹)がすごい出てるように見える、、。


いや、実際に出てるから目立つのか。




トルソーに着せてある横からのシルエットでも少し分かるよね。




これは、、パターンや縫製云々の話では無いのかもしれないけれど


鏡の前の自分にがっかり、、。



これって悲しい。




服が完成して

着てみて

わくわくと鏡の前に立つ


鏡の中の自分が普段よりスリムに見えたり顔色が良く見えたり

「おっ、なかなか悪くないじゃーん」って言いたくなる時は

嬉しくって嬉しくってルンルンになるんだけど


その逆の時はものすごーく切ない。




数日間の肩凝りと引き換えに差し出した労力はどこへ、、?と言う感じ。



予定していたセーターとは悲しいくらい合うしね。


丈感やボックスプリーツの縫止り位置なんかは良い感じだから

次に活かそう。




幸いにも生地はお手頃だったしね。


裏地も
この赤いジャンパースカートの残りで出来たから良しとします。




それにしても

10年近く服作りをしているけれど、定期的にこういう微妙なことしちゃうなぁ。

でも、何度失敗しても服作りが好きです。
こんなに楽しいこと、やめられますかいな。





さぁ気分を切り替えて
2020年縫い納め予定を変更。



残りの数日で(まだ今年は10日以上あるけど洋裁できる日を数えたら4日しかなかった。)縫えるもの


それも無理矢理じゃなくて縫っていて楽しめるものを急いで考えなくっちゃ〜!






【きのうのおやつ】

10年以上前にパリのホテルの朝食で食べて

なんじゃこの美味しいパンは!!!


と大好きになったパン・オ・レザン。



小さめをおやつに。


そりゃお腹引っこまないわ。








今日も最後までお付き合い下さってありがとうございます☺︎

それではまた!

I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。