“仮縫い”ってした方がいいの?

こんにちは〜!

今日も見に来て下さってありがとうございます。




今日から新しい1週間、

カラ元気を振りまいて乗り切りましょう!



ゆるっとふわっとが続くと
シャキッとシュッとなシルエットが恋しくなりますよね。


今日は前回お絵描きしていた
このワンピースに取り掛かりました。

と言ってもパターンは既に作ってあったので今日は裁断から。





それではさっそく今日のお題


“仮縫い”ってした方がいいの?

について。





仮縫いとはご存知の通り

ミシンでの本縫いに入る前に
しつけで仮に縫って形を組み立ててみて

シルエットのチェックをしたり
サイズ感や着心地に不具合がないかを確認するための事。(だと思っています。)


ふ、ふーん、、、、。

なんとなく分かるけど分からんような。




つまり、服屋さんで言うと試着ですね。



なのでここは難しく考えないで

「服を買う時に試着はした方が良いですか?」と変換してみましょう。



となると
 

まぁTシャツとかカットソーは試着せんと買っても良いけど(私は試着する派ですけどね)


フィットアンドフレアのワンピースとか怖すぎる!

コートやジャケットを羽織らずに買うとか有り得なくない?



ってなりますよね。


なので基本的に
そう言ったアイテムは割と仮縫いをする様にしています。




でも、でも、でも

なーんかさぁ、それめっちゃ面倒くさくない?

普通に作るだけでもわりかし大変やのに
解く前提で組み立てるとかなくないー?

パッと縫いたいのよ。パッと。



という気持ち、すごーく分かります。


分かりますし、私も今作っているターコイズのワンピースは


パターンを引いてぶっつけ本番、仮縫いしていません!



なぜですか、仮縫いとかやって丁寧な服作りがあなたのアピールポイントではないのですか。


丁寧な服作りはやりたいですよ。もちろん。




でもでも


仮縫い=丁寧な服作り


は必ずしもイコールじゃないです。


仮縫いはあくまで試着。
リスク回避の手段です。


仮縫いしたからと言って
「はい!丁寧な服作りです!!」とはなりません。


だから逆に言うと仮縫いしないから丁寧な服作りが出来ていませんね。ともならないと思っています。

仮縫いの時間をその他の工程に使う。それもあり。





あまりに絵がないと寂しいので今回のワンピースの色を挟んでみます。

画像がバグっているわけではありません。

カラーチャート というものからひっぱってきました。

写真だと全然映らないんだけど、こんな綺麗な色のリネンなんですよ。



さわやか〜




で、お話戻します。


私が今回仮縫いをしなかったのは

もうだいたい自分のサイズ感を把握しているからなんです。




去年も一昨年も似たようなVネックでウエスト切り替えのワンピースを作っていて

かつ自分の体の特徴が分かっているので

この辺が浮くのよね〜とか
バストのゆとりは◯㎝がベストなの〜とか
ウエスト切り替えは◯㎝がジャスト、少し下げた方が好きかしら〜


という予測がついたりします。


そして本来は仮縫いで浮いている部分を摘んだり
ゆとりの足りない所を出したりするのですが

1番自分が着やすかった過去の補正を参考に
予めもうやっちゃっています。



“エア・仮縫い”と名付けましょうか。




つまり、仮縫いは試着なので
やらないよりやった方が安心して作れるんだけど


しっかりと自分の体の特徴さえ分かっていれば
何がなんでも必要な儀式というわけではないと思っています。




そんな手抜きをするためにも


「この服、好きなんよね〜
なーんか細く見えるのに着ていて楽!」


みたいなパターン(または服)の実寸は知っておきたいところですよね。


肩幅
バスト寸法
ウエスト寸法
ヒップ寸法

くらいはメジャーをシャキーン!と構えて測ってどこかにメモしておくと良いかもです。


アームホールが最低でも◯㎝ないとキツイなぁとか

バランス良く見えるスカート丈とか胴の長さとか袖の長さとか


目安として知っておくだけでもかなり良いと思います。




でもやっぱり、服作りを初めて間もない。まだ自分の好みや特徴が良くわからない。


という方の場合は面倒でも仮縫いはすごく意味があるし、やった方がいいことだと思います。



そして意外と仮縫いってそんなに面倒でもないんです。

これは私の個人的感想なのですが。


本縫いじゃないから、丁寧に丁寧にって必要もないし

どんどん形が組み上がっていく様子も楽しいし


着てみて「ひゃ〜〜めっちゃかわいいやーん」ってなったら安心して完成に向けてじっくり取り組むことが出来ます。


むしろ、早く形が見たい(私のような)せっかちさんにこそ仮縫いはおすすめです。




仮縫いしないでぶっつけ本番、


似合うんかなこれ。サイズ合ってるんかなぁ〜



というぼんやりした不安を持ちながら作り続けるのはなんとなくこわいし


時間をかけてやっと完成ー!したものが60点くらいだと

もうそれこそ服作りやめてしまおうか。ってなっちゃうと思うので。




と言う風に考えています。



でも、これはあくまで私の意見。



なるほど〜いいかも!

と感じる情報はしっかりキャッチして


うーん、なーんか自分にはしっくり来ないなぁ

な情報はサラサラ〜と流して



服作りをどんどん楽しいものにしていきましょうね。






今日のおやつ
無印の真ん中にジャムがのってるパイ。


ジャムがねっちゃり。
気温のせい?






今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!

それではまた〜


I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。