【着画】ヘリンボーンのブリティッシュコート



みなさんこんにちは。



本日は前回ご紹介させて頂いたコートの着画を

さっそく見ていただきたいと思います。



スカーフの巻き方がその場しのぎの雑なものである、とう事はどうかお許しを。

そしてそれゆえに手拭いのようになってしまっている、という事もお見逃しください。



着用して改めて


こ、このコート・・・


すっごく良い〜〜〜〜〜!


と一人で喜んでいます。


とってもカッコいい!



クラシックでエレガントな路線も好きだけれど

こんなカチッとカッコ良いコートも大好きです。




素材はウールでヘリンボーンでほんの少しイギリスのカントリーサイドな野暮ったさもあるのですが

トレンチコートのようなカチッとした形が全体の印象を引き締めてくれている気がします。



今回のポケットはここです。



前身頃、脇、後ろ身頃にパーツが分かれているので

ポケットも前寄りにすることが出来て、手がスッと自然に入る位置になりました。



縫い目を利用したシームポケット、お仕立てがお手軽でいいのですが

コートの時は真横だと手が入れにくいというか、少し探してしまいませんか?



今回はそれもあって身頃のパーツを増やしてみました。


ポケットの製作工程をお手軽にできるだけで制作日数が1日変わりますからね。ラッキー。




キュッとしていたベルトを取ってみた時のストンとしたシルエット。


着丈が長いので、細身ではないのに縦長が強調されたコートになっています。



ほどんどさっきと変わらないヨ


なのですが、ベルトを閉めずにポケットに入れ込んであります。

ほとんどストレートな状態。


これもいい。




前を開けてバサっと羽織ってみただけの状態。


意外とこれもいい。




なんだろう、首ががっしりしているからなのか

全体のがっしり感なのか

この写真、うっかり男の人に見えますね。



そこでふと思ったのですが

このコート、『ザ・クラウン』のピーター・タウンゼント大佐が似合いそうだと思っていたのですが


ジュード・ロウも似合いそうじゃない??

絶対似合うわ。





さて

少しでも女性性を取り戻したくて


コートの前を閉じて後ろでベルトを軽く結んでみました。


これはこれですっきりとして良いかも。


スカーフとお帽子と傘とスーツケースを持ったら

メリー・ポピンズになれてしまいますネ。



いろんな着こなしの楽しめそうなコート。

夏の暑い日に仕立てるのは「何やってんだか、わたし」という気分にならないでもなかったのですが

作っておいて良かった!



これが一着仕上がっているから今年はもう冬の宿題を7割こなした気分になれているし


正統派と言えば正統派な1着なので、この後に続くコートは

着回しなどを考えないコートを作っても良いような自由さもある。



8月の私、グッジョブ。

このコートを持って、来週から旅行に行く予定をしているというのが嬉しさ倍増。


おパリの次はあの街へ〜!




【おうち時間】



暖かい飲み物の美味しい季節になってきましたね。

特に朝、本を読みながら飲むコーヒーがしあわせ!


肌寒さを感じるくらいに涼しかったので

いつものラテにシナモンパウダーを少し入れてみました。


これからどんどんお家で過ごす時間がうれしくなる季節。


そろそろ秋のルームドレスも作りたいなぁ。




今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます。

それではまた!





I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。