真っ赤なコート、テーマは『シャレード』。

みなさんこんにちは☺︎



マライアは飽きたし
ワム!も飽きた。

ポール(マッカートニー)のワンダフルクリスマスタイムは耳に残りすぎるし
フランクシナトラのクリスマスアルバムも次の曲が想像できるほど聴いてしまった。




と、ここで

今さらかい、と言われそうな

山下達郎の『ラストクリスマス』にグッと来ている冬至の午後。



やっぱり日本人だからなのか
最後は和食が食べたくなるように邦楽へ戻って来てしまいました。






さて

前回のブログで書かせていただいた通り
赤いコートの続き。


今日は22日ですが明日は土曜日(クリスマス会で1日外出)、

そして日曜日はもう24日なので


クリスマスに着たいのであれば、本日22日に完成させておかなければならないコートなのです。



クリスマスに間に合わせるぞ〜と張り切っていた今年の初コートは


間に合うと良いなぁ

間に合うのかなぁ

あれ、ちょ、ちょっとペース配分がわかんなくなって来たぞ。

昨日なんであんなに早く切り上げたんだ、わたし。







と言う事で残念ながら

本日完成ならずでした。




もうね、今日は朝から手縫いの所ばっかりで首も肩もカッチンカッチン。


あとは残すところボタンホールの裏仕事(開通させるところ)とボタンつけのみだったのですが

これ以上やったら、このあと1ヶ月2ヶ月を大不調(ストレートネックの悪化版で頭が痺れ、目眩が起こる。)に苛まれながら過ごすことになるかも、、。と言う気配がぷんぷんして来ていたので諦めてしまいました。




昔から諦めの早いところが私の良いところでもあり

「え、ここで?ここまでやったら最後までやるやん。」と驚かれてしまう部分でもあります。(縫い物だけではなく、あらゆる面において)



完成は出来なかったのですが
ひとまず雰囲気だけでも見て頂きますね。

悩みに悩んだ赤いコートは

やっぱり憧れのシネマティックな雰囲気にしてしまいました。




ほんとはね、ラグランスリーブは全く似合わないし
そもそもこの真っ赤が顔色にも合っていないんだけれど

こういうコートに昔から憧れがあったなぁと言うことをふと思い出したので作りました。



そうだった、映画の中でオードリーが着ていたみたいなコートが作りたくて作りたくて服作りを学んだのだった。

と言う気持ちを今回のコートは思い出させてくれているように感じます。



このシネマティックなコート、

実は大好きなオードリーの映画
『シャレード』に着想を得ています。



もちろんそのままのデザインのものは出てこないのですが

あの映画に出てくるめくるめく衣装たちのイメージを繋ぎ合わせた感じ。



シャレードはサスペンス映画だから、作中のオードリーは不安だったり恐怖だったりの表情が多いのですが

パリの街並みがたくさん観られるし
何より衣装が素敵なので大好きです。



こんなコートを着て
冬のパリ、また行きたいなぁ。


キラキラのシャンゼリゼも歩きたいし
アンジェリーナで暖かいココアも飲みたいし
ラデュレでフレンチトーストの朝ごはんも食べたいし
ビストロで柔らかく煮込まれたお肉の料理(名前分からず)も食べたいし
焼きたてのバゲットを買ってその場でかじりたいし、、


って私のパリでやりたいこと、ほとんど食べることじゃない!?

いやいや、パリでするからこそ特別になるのですよね。





【おやつの時間】


ちくちくちくちくちくちくちくちく

手縫いで肩や首、背中まで疲れてしまった時は暖かい飲み物と甘いおやつに癒してもらうのが1番。


今日のおやつは香川県にあるルーヴというお菓子屋さんの焼きドーナツ。

周りのジャリジャリしたお砂糖が最高。



今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます☺︎

それではまた!

I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。