冬のリトルブラックドレス完成。

みなさんこんにちは〜☺︎


今日も見にきてくださってありがとうございます!




来ましたね


ついに



ついに



1年のしめくくり、12月!



ひょえ〜〜〜



こ、これが噂の、、、師走。




噂ほどにはまだ慌ただしさの実感がありませんが

それこそ足袋履いた師が目の前をたったかたったかと走り始めたら焦るんでしょうね。




ほんとつい最近まで9月とかだった気がするのは私だけでしょうか。




まだまだ“秋”で


まだまだ“秋支度”で


まだまだ冬ではなかったはずなのに。



もうしっかり本番来てます。冬本番。


冬支度をしそびれたまま迎える冬の心許なさよ。(江戸時代の貧しい農民の歌とかで残っていそう。)



言ってる間に冬将軍とか来ちゃうんでしょう。







その前になんとか仕上がりました


冬のリトルブラックドレス。



今回はシュッとしたタイトシルエット。



イメージとしては映画『パリの恋人』で主人公のジョー(オードリー)が憧れていたパリのカフェでたむろする人の中にいる感じ。


決してコンサバではなく
ベレー帽やバレエシューズと合わせてラフに普段から着たい感じ。




素材はウールの圧縮ニット。

テンションはそれほど高く無いほぼ布帛の様なニットなのですが


身体にフィットするデザインの場合
ほんの少しニットとしての伸び代があるとぐんと着心地が楽になって手に取りやすい1着になる気がします。



あまりにニットの伸び率が高いと普段着感が出過ぎてしまうし

シルエットも崩れやすかったり
お腹のラインを拾いすぎる恐れもあるので


こういうシンプルかつシルエット重視の服こそ生地で決まるかと。





ニットではありますがスカートはタイトなのでベンツが入っています。




スカーフ外してブローチ合わせも楽しい。



普段は割とフィット&フレアーが楽チンだし腹筋使わなくて良いしという理由で多いのですが

シネマティックなコートの下に着ることを考えたら

それはもうやっぱりタイトでしょう!という事でいつもと違った雰囲気に挑戦してみました。




今回のポイントはこのネックライン。


このワンピースは首周りを大きく開けたりVあきにしてしまうと

うふうふくねくね、とセクシーな雰囲気が出てしまう恐れもあったためにどうしても丸首にしたかったのです。



でも、普通に詰まった丸首だと私が着たら

いかり肩&肩周りガッチリを強調してしまう。




なので、ほんのすこーし
スタンドカラーとは全然言えない程度に首周りに高さをつけてあります。



首周りに高さが欲しいと言えども

あまりに高さのあるスタンドカラーにするとスカーフとの兼ね合いが悪いし

アウター選びも難しくなってしまう。



かつ、このワンピースでスタンドカラーだとピシッとしすぎて敬礼したくなる雰囲気になるために

首周りはなるべくソフトに仕上げたかったのです。



なんとなくソフトな立ち上がり、伝わるかな?





そうそう


今年はまだコートが作れていないのですが

気分的にはいつも以上にザブッとクラシカルでシネマティックな装いに徹してみたいと思っていて


ただ今たのしくパターンを作成中。



きっとこのワンピースにぴったりなデザインだから

今日こそ裁断まで行けたら良いなぁと思っています。




【ツリー出しました】
注文していたツリーが届いて我が家にもようやくクリスマスムードが流れています。



カフェシスターのキャロットケーキには
シナモンを効かせたチャイを合わせて。




あぁ、我が家のツリーはとくべつに可愛いわぁ。

と見るたびにニコニコ。





今日も素敵な1日をお過ごし下さいね。


次回はコートの生地を見てもらいますね〜


それではまた!


I LOVE YOUR DRESS!

50年代60年代のシネマファッションに憧れる moiponの洋裁日記。